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犬好きに人気がある、絶対ハマる映画といえば?

犬好き映画

「犬が好き」という人はテレビや本、あるいは外出先などの日常生活の中で犬を見かけるとついつい顔がほころんだり、姿を目で追ってしまうことが多いのではないでしょうか。「かわいい姿を見たい」と思い、犬が主役の映画を見る人も多いはず。そこで今回は、犬好きの人に人気のあるハマる映画について調べてみました。

「犬」と「人」とのつながりを描いた映画

犬を飼う前や飼っていない人も楽しめる

まずご紹介するのは、犬と人とのつながりを描いた映画作品です。見た後に幸せな気分になれたり、感動したり・・・犬を飼う前に見ておくのもおすすめです。

『いぬのえいが』監督:佐藤信介、犬童一心、黒田昌郎、祢津哲久、黒田秀樹、真田敦/ザナドゥー/2005年公開

犬を主軸に、中村獅童、伊東美咲、宮崎あおい、天海祐希、佐野史郎などの出演者とともに、6人の監督が“様々な「いぬ」と「ひと」とのカタチ”にまつわる12個のお話を、リレー形式で綴っていく映画です。監督が異なれば、描かれるエピソードや出てくる犬の種類、話のタッチもさまざま。

一つ一つ、違った魅力を楽しめる上に、出てくる犬たちのかわいらしさで、最後まで楽しめる映画と評判です。犬を飼っていない人でも、犬と人間とが暮らす中で生まれてくる愛情や幸せな気持ちを感じられるはず。

『犬と私の10の約束』 監督:本木克英/松竹/2008年公開

犬から人への願い事が綴られた短編詩、『犬の10戒』がモチーフとなった作品です。ある日、少女「あかり」は、迷い込んできたゴールデンレトリバーの子犬に「ソックス」と名前を付けて飼い始めるのですが、犬を飼うにあたって母親と「10の約束」を交わします。

北海道・函館を舞台として、ゴールデンレトリバーと少女の、出会いから別れまでの10年間が描かかれた物語。成長したあかりを田中麗奈が演じ、加瀬亮、豊川悦司らの実力派キャストが彩ります。犬を飼うまでに一度見ておきたい作品の一つです。

実際の話を元に作られた映画

犬をテーマにした映画では、実話を元にしてつくられているものも多くあります。実際にあったお話がベースになっているからこそ、よりリアルで犬を飼うことを考えさせられる映画です。

『ひまわりと子犬の7日間』監督:平松恵美子/松竹/2013年公開

ある日、保健所に母犬と生まれたばかりの子犬が収容されるところから物語は始まります。保健所に収容された犬は、飼い主が見つからなければ殺処分されることが決まっているため、保健所職員の神崎(堺雅人)は、なんとか母犬の心を開かせ、里親を見つけようと奔走します。しかし、なかなかうまくいかず、殺処分への期限は迫り・・・。

この映画は、宮崎県の中央動物保護管理所で実際に起こった話をもとに、犬の親子と管理所職員との関わりが描かれています。山下由美さんの『奇跡の母子犬』(PHP研究所)が原案となり、映画化されました。「かわいい」それだけで犬を飼っていいのかを考えさせられる内容です。

『犬に名前をつける日』監督:山田あかね/スールキートス/2015年公開

小林聡美が演じるテレビディレクターの「久野かなみ」は、愛犬の「ナツ」を亡くしたあと、先輩の勧めで「犬の命」をテーマにした映画を撮り始めます。取材で訪れた動物保護センターや、原発事故の避難区域から救い出された犬たちのシェルターで、犬たちを救おうと奔走する人たちの姿を見て、ある決心をする・・・ある犬たちは東日本大震災により、動物保護センターに送られ、また、ある犬たちは福島第一原子力発電所の事故により、その20キロ圏内に取り残されました。

本作では、過酷な境遇に置き去りにされた犬たちと、それを保護しようとする人々の活動を追った4年間のドキュメンタリーと、ドラマパートとが融合した作品です。大変な状況の中で、犬たちを助けようと懸命に走り回る人々の姿と、悲しい事実を隠さずに映し出されるところに、切なくやりきれない気持ちになると同時に、犬を飼うことの「責任」を考えさせられる作品と言えます。

『マリと子犬の物語』監督:猪股隆一/東宝/2007年公開

ベストセラーにもなった、新潟県中越地震での実話『山古志村のマリと三匹の子犬』を映画化した作品です。新潟県山古志村で暮らす石川家に、「亮太」と妹の「彩」が拾ってきた子犬「マリ」がやってきます。マリは成長し、三匹の子どもを産み、家族は喜びに包まれます。しかし、それもつかの間、村をマグニチュード6.8の大地震が襲い・・・被災地に取り残されたマリが、生んだばかりの子犬たちを必死で守ろうと奮闘する姿が描かれています。

飼い主と離れ、無人となった村でも力強く生きる姿と、再会したときの喜びに、ハンカチの用意が必須となるかもしれません。

もはや名作、とも言える犬の映画

何度でも見たくなる

「犬の映画といえば?」といえば、一度は名前が出そうな名作映画をご紹介しましょう。定番と言われるかもしれませんが、長く愛されるのには、やはりそれだけのワケがあるのではないでしょうか。

『ハチ公物語』監督:神山征二郎/松竹富士/1987年公開

言わずと知れた「忠犬・ハチ公」の物語。亡くなったご主人の帰りを渋谷駅前で7年間も待ち続けたという話は、多くの方がご存知ですよね。この映画がきっかけで、秋田犬である「ハチ公」のことが世界に広まり、のちに『HACHI約束の犬』としてリチャード・ギア主演でアメリカでも映画化されました。見比べてみても楽しいかもしれません。

『名犬ラッシー』監督:チャールズ・スターリッジ/松竹/2005年公開

イギリスの炭鉱町で暮らす少年「ジョー」と、コリー犬「ラッシー」は大の仲良し。しかし生活に困窮した両親が、ラッシーを裕福な公爵に売ってしまったことから、ラッシーは遠く離れたスコットランドへと連れていかれることに・・・少年と犬との友情を描いた感動作は、世界で長年愛されているお話です。

元々は1940年に出版され、ベストセラーになった原作があり、1944年に実写化されました。こちらでご紹介しているのはそのリメイク作品になります。「ラッシー」にまつわる作品は、この他にもいくつか存在しアニメ化もされているので、『ハチ公物語』同様見比べてみるのもおすすめです。

『南極物語』監督:蔵原惟繕/ヘラルド=東宝/1983年公開

高倉健主演のこちらの作品も、2003年にポール・ウォーカー主演によってアメリカでリメイクされた名作です。南極の昭和基地を舞台に、悪天候のためやむなく置き去りにされたカラフト犬たちと、それを救うべく動いた観測部員との実話を元に、フィクションを交えて作られた映画です。1年後に基地へ戻ったときに見た悲しい事実、そしてタロとジロとの再会にも心打たれます。

みんなで楽しく!犬のアニメやコメディ

いくつになっても楽しめる

実際の犬が出てくる映画も見ごたえがありますが、手軽に楽しめるアニメやコメディ映画もおすすめです。いくつになっても何度でも楽しめる、そんな映画をご紹介します。

『ボルト』監督:バイロン・ハワード/クリス・ウィリアムズ/ディズニー/2008年公開

アメリカン・ホワイト・シェパードがモデル犬となった、ディズニーアニメーション。シェパード犬の「ボルト」は、テレビの中では「スーパーヒーロー犬」。撮影スタジオで育ち、自分には本当にスーパーパワーが備わっていると思い込んでいます。そんな彼は勘違いしたまま、撮影スタジオ飛び出し迷子に。

そして猫の「ミトンズ」やハムスターの「ライノ」に出会って、さまざまな経験をし、今まで知らなかった「現実世界」を学びますが・・・というお話。ボルトの熱い性格とかわいさに大人も引き込まれる3Dアニメーションです。

『101匹ワンちゃん』総監督:ケン・ピーターソン/ディズニー/1962年公開

犬のアニメといえば、ディズニーの『101匹ワンちゃん』は外せません。ダルメシアンを見ると思い出す人も多いのではないでしょうか。物語のあらすじは、ダルメシアンの「ボンゴ」がご主人と自分に素敵なお嫁さんを見つけなければ、と思っていた矢先、窓の外を素敵なダルメシアンの雌犬を見つけ、主人を急き立てて追いかけるところから始まります。

そこからひょんな出来事が起こり、ご主人とその雌犬の飼い主「アニタ」は結婚し、ボンゴも雌犬「ロジャー」と一緒になり、子どもを15匹生む、というハッピーな日々が過ぎていきます。ところがある日、アニタの友達で毛皮が大好きな「クルエラ」が、子犬を譲るようアニタに迫ります。アニタは断りますが、これがクルエラの怒りを買い・・・ドキドキ、ハラハラしながら大人も子どもも楽しめるディズニーアニメの名作です。

『ベートーベン』監督:ブライアン・レバント/ユニヴァーサル映画=UIP/1992年公開

ペットショップに押し入った泥棒の腕から逃げ出したセントバーナードの子犬が、犬嫌いのお父さんがいるニュートン家にやってきて・・・大型犬の代表格とも言えるセントバーナード犬が主人公の映画です。ベートーベン作曲の「運命」に反応したことがきっかけで、その名前が付けられた「ベートーベン」の成長と、ニュートン家との関わりを描いたコメディ映画の名作。続編もいくつか作られているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。何度見ても楽しめる映画です。

「映画」だからお気に入りは何度でも楽しめるのが魅力

愛犬と重ねてみたり、これから飼う犬のことについて考えることもできる

犬にまつわる映画は数多くあり、コメディーで楽しいものもあれば、ノンフィクションの切ない物語もあり、ジャンルもさまざまです。また、映画は映画館だけでなく、自宅でも気軽に楽しめるので、お気に入りが見つかれば何度でも楽しめる、それも魅力の一つと言えます。

今犬を飼っている人の場合は、愛犬と重ねて「あるある」と楽しんだり、今は飼っていなくても犬が好きな人なら、その様子や表情を見て癒されるでしょう。話の内容によっては、「犬を飼う」ということの責任を考えさせられたり、アニメの場合は、家族みんなでドキドキハラハラしたりと、それぞれ楽しみ方も変わりますね。ご紹介した以外にもたくさんの映画作品があるので、ぜひお気に入りの一作を見つけてみてはいかがでしょうか。

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