犬を飼い始めると毎日の食事に加え、お手入れや散歩と日々忙しくなります。人間の子どものように「時が経てば自分でできるようになる」というわけでもないので、常に健康にも気を配らなければいけません。そんな毎日を『負担』に思わず『楽しみ』に感じられるように、便利グッズを活用することをおすすめします。グッズを使用することにより人間のストレスが軽減され、犬との暮らしがより快適になるはずです。
実用的で多彩な便利グッズを活用しよう
犬を飼う人のために役立つグッズは、日々新しいものが登場し販売されています。そんな中から実用的で使いやすく便利なグッズや、人も犬もお気に入りのグッズを見つけるのも楽しいですよね。今回は食事や散歩、お手入れなどのシーンで使えるお役立ちグッズをいくつかご紹介します。
食事のシーンで使いたいお役立ちグッズ
毎日の食事の支度をもっと手軽に、犬もおいしく食事ができるグッズを見つけました。
時間が来たらドッグフードを自動的に与える「ペットフードオートフィーダー」
仕事が不規則で毎日決まった時間に食事を与えられない人や、旅行や長時間の外出などで食事の世話が出来ない方には、自動的にペットフードを与えてくれる『ルスモ』という商品があります。このお助けアイテムのルスモはタイマーを使い、分単位で時間の設定ができるので規則正しい食事を与えられ、それによって健康管理もできるので一石二鳥です。
また、成犬のになれは食生活で肥満になる危険もありますが、食事の回数やフードの量を細かく設定できるので、そのような心配も軽減することができます。
食いしん坊のワンちゃんには「ゆっくり食べられる食器」がおすすめ
食事の用意はできるけど、食いしん坊で困る・・・という場合は「ゆっくり食べられる」ように設計されている食器を使うのがおすすめです。お皿の中が凸凹に作られているので、一度にたくさん口に入れ過ぎるのを防止することができます。ゆっくり食べることにより、適度な量で満腹感も得られやすくなります。
犬の食べやすい高さに合わせた台や、ドッグフード用の除湿剤も活用しよう
地面に直接お皿を置いた状態だと首をかがめて食べなければならず、年を取った犬にとってはその姿勢が辛いことから上手く飲み込めなかったり、食欲が落ちるケースがあります。そうした負担を軽減するために、食器台を使用するのも賢い方法です。シニア世代以外でも、関節が弱い時期の子犬や病中・病後の場合にも役立ちます。また、スープが多い食事の場合も、高さがあれば犬にとって食べやすく食器の回りを汚す頻度も少なくなるでしょう。色々な形があるので、用途に合わせて選びましょう。
さらに、いつでもおいしい状態を保つことができるドッグフード専用の除湿剤があります。フードストッカーを使用している場合はフタ裏のパッキンに取り付けるだけで、手軽に除湿することができます。
お手入れで使いたいお役立ちグッズ
犬を飼えば、日々のグルーミングや定期的な歯磨きなどお手入れをこまめにする必要があります。コミュニケーションを取りつつ、お手入れの悩みが解消できるグッズを見つけました。
ブラッシングでたまった毛を一気にオフ
グルーミングはお手入れの中でも一番頻繁に行うものです。その分ちょっとしたことが手間に感じがちです。例えば、ブラッシングをしてたまった抜け毛は、ブラシに絡まったりして意外と取りづらいことはありませんか?『FURminator』なら、ボタンを押すだけでブラシにたまった抜け毛を簡単に取り除くことができるので、掃除も楽ちんです。
遊びながら犬の歯磨きができる
飼い主と信頼関係が出来れば、どこを触られても平気になりますが、飼い始めのうちは口周りを触られるのを嫌がる犬もいます。とはいえ、嫌がられたからと歯磨きをしないわけにもいかないですよね。そんな時は遊びながら歯磨きができる『デント・レニーム』を使ってみてはいかがでしょうか。インド人が虫歯予防のために使っている天然のニームの木から作られており、犬がかじることで歯の健康を守ります。
万が一、かじることで細かい木くずが体内に入っても、便と一緒に排せつされるので安心です。また思うようにかじってくれない犬には、魚型になっている目の部分におやつのトリーツを入れてかじる楽しさを教えてあげましょう。また、魚型のうろこ部分は歯茎を心地よく刺激して犬のストレス解消にも効果的です。
両手が使える「フリーハンド」のドライヤー
犬をシャンプーしたあとは、風邪を引かないようにできるだけ早く毛を乾かしてあげたいですよね。そんなとき役立つのがフリーハンドのドライヤーです。『ドギーマン フリーハンドドライヤー』なら、角度を三段階に調節できるほか、高低温風と冷風の3種類に切り替えることができます。温度を切り替える際も一定の風量に保てるので、より早く乾かすことが可能です。
シャンプーができないシニア犬や子犬、散歩から帰ったときには、手袋型の不織布に特殊な液を噴霧してマッサージすることができる『トリートメントグローブ』がおすすめです。手足の汚れはもちろん、手袋型なので耳の中など細かい部分まできれいに拭き取れると同時にマッサージができます。
散歩を楽しくするお役立ちグッズ
犬にとってのお楽しみの一つでもある散歩。散歩の時にあると役立つ便利グッズをいくつかご紹介します。
排泄物もスムーズに回収!マナーポーチに入れてニオイ漏れの心配をなくそう
犬の散歩にはいくつかのマナーがありますが、排せつ物を持ち帰ることもその一つですよね。ただ、散歩にはいろいろ持ち歩くものも多く、荷物がごちゃごちゃしがちです。そこで、お散歩時の排泄グッズの『Day-net』のロール状になった処理袋を利用してみてはいかがでしょうか。ロール状になっているので一枚ずつ取って切り取ることができ、取り出したあとバラバラになる心配がありません。ケースもかわいい骨型で、リードや袋に引っ掛けられるため、サッと使えて便利です。
また、回収したフンは、ビニール袋だけだと少しニオイ漏れが心配です。消臭機能が付いたマナーポーチに入れれば、その心配も解消されます。巾着型やポーチ型など色々な形のマナーポーチがあるので、お好みのものを選ぶ楽しみがあります。
夜のお散歩には「首輪用のライト」を使おう
飼い主さんによっては夜になってから散歩するということもあるのではないでしょうか。そうでない場合も、早朝や日照時間が短い季節には、首輪用ライトがあると安心です。最近ではLEDタイプのライトも登場しています。また、ライトの色もホワイト以外のカラーを選ぶことができるので、こちらもお好みに合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。
広々とした場所でいっぱい走らせてあげたいときは「ロングリード」を活用
お散歩の途中、広い公園などではロングリードを使っていつもよりのびのびと犬を走らせてあげることができます。リードの長さは、10m、20m、30mの3種類があり、用途によって選ぶことができます。ただ、使用するときは周りの迷惑にならないよう十分に注意するようにしましょう。
愛犬をもっとかわいくするグッズ!
身だしなみを整えられるグッズを活用しよう
最近では犬用のかわいい洋服やアクセサリーをたくさん見かけるようになりました。好みのファッションを愛犬と一緒に楽しむのもいいのではないでしょうか。
洋服は防寒にも役立つ
犬用の洋服を一枚でも持っていると、寒い冬にとても役立ちます。犬は自分で体温調節ができないので、洋服を着ることにより保温効果が期待できます。かわいいデザインのものを用途に合わせて揃えるのも楽しみの一つです。また、雨の日の散歩の際はレインコートを着用するのもおすすめです。
ロングヘアーならリボンなどのアクセサリーも楽しめる
長毛種の場合、かわいいリボンなどのヘアアクセサリーをつけておしゃれをするのも楽しいですよね。
犬にもコロン!ほのかな香りでさらに愛され度アップ
気になるニオイに消臭スプレーをする方も多いですが、実は犬用のコロンというものもあります。香りの好みはそれぞれですが、犬への刺激が少ない安心処方のものを選びましょう。
人も犬も毎日の暮らしが楽しくなる便利グッズ
お気に入りのグッズを見つけるのも楽しみの一つ
食事を始めお手入れや散歩など、さまざまなシーンで活用できる便利グッズがたくさん登場しています。また、見た目もかわいい洋服などは、愛犬に似合うか?など気に入ったものを選ぶ楽しみでもあります。それぞれの生活スタイルに合わせて、人も犬も毎日を楽しく過ごせるよう、役立ちそうなグッズを活用していきましょう。
この記事のポイント
今回の記事のポイントは次の通りです。
- 犬用の便利グッズは用途も種類も多彩。食事やお手入れ、散歩などの実用面で、生活スタイルに合わせ気に入ったものを活用しよう
- グッズを選ぶ際は、犬自身も満足でき楽しめるグッズを選ぶことがポイント
- 洋服は寒い季節の防寒着がわりに。ロングヘアーの犬種ならリボンなどのオシャレも楽しめる